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2012年に観た映画50本中のオススメ作品10選

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映画って本当に良いものですね。
世界中を見れたり、違う文化に触れたり、時代を超えて共感できたり、強く感情を揺さぶられることも少なくありません。これはとても大きなパワーです。
今年は、そんなパワーを持っている映画を50本観みることができました。
今回はその中で、観て良かった、面白かった、パワーを感じたなと思った10本の映画を紹介します。

BEST 10


1 BIUTIFUL ビューティフル

<ストーリー>


監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
リリース:2011年
スペインの大都市、バルセロナの片隅で生きる男ウスバルは、妻と別れ2人の幼い子供たちと暮らしていた。生活は決して裕福とはいえず、日々の糧に得るためにあらゆる仕事を請け負い、時には非合法な仕事も行ってきた。しかしある日、ウスバルは“末期がん”の宣告を受ける。彼に残された時間は2ヶ月。忍び寄る死への恐怖と闘いながらも、ウスバルは愛する子供たちのために残された時間を生きることを決意する。愛、罪、運命、そして死。終わりを知ったものだけが見せる、力強く美しい人間の姿とは。   



スペイン、とくにバルセロナという街がとても気になっています。
バルセロナは芸術や食、音楽を通して観光国として成功している魅力的な街です。しかしその一方で、経済的にはとても貧しい国の一つでもあります。失業率は約25%と日本の5倍もあり、また25歳以下の若者に至っては52%が無職という事実があります。
今回の映画は、その後者である裏のバルセロナを生々しく表現し、そこに生きる人間模様が痛々しく映し出されています。明るく照らされた裏側には深く暗い陰があるということを教えてくれたのがこの映画でした。
静かで重く派手さの無い作品ですが、深く考えさせられる感動作です。


 


2 ノッティングヒルの恋人

<ストーリー>


監督:ロジャー・ミッシェル
リリース:1999年
名作『ローマの休日』を彷彿とさせる物語に、世界中が恋をした。ジュリア・ロバーツ主演で贈るラブストーリーの金字塔。物語は売れない旅行専門書店を経営するウィリアムと、世界一有名で美しい映画スター、アナ・スコットが奇跡的な出会いをしたことから始まる。アナはウィリアムや彼の親友たちとの関係を始め、ハリウッドとは違うノッティングヒルの暖かい雰囲気全てが気に入り、癒される。しかしアナは、ビバリーヒルズに住む世界一の映画スターで、ウィリアムはノッティングヒルに住むただの男。二人の恋の結末は…。



とてもお洒落な、そしてとてもキュートな映画でした。ジュリアロバーツの自然な演技と、ヒューグラントのやさ男っぷりがいい雰囲気を創っています。主題歌のSheが流れるラストシーンは、温かい気持ちになれるハッピーエンド。英語の発音も聞き取りやすいなという印象です。リスニングの勉強にも良いかも。


 


3 ローマの休日
 

<ストーリー>


監督:ウィリアム・ワイラー
リリース:1954年
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者、アン王女は、公務に縛られた毎日にうんざりして、親善旅行で訪れたローマの宮殿から脱走を図る。そんな彼女にたまたま出会ったアメリカ人の新聞記者ジョーは、突如転がり込んだ大スクープのチャンスに俄然興奮。王女と知らないふりをしてローマのガイド役を買って出た彼は、市外観光にはしゃぐアンの姿を同僚のカメラマン、アービングにこっそりと撮影させる。束の間の自由とスリルを満喫するうちにアンとジョーの間い強い恋心が芽生えるが・・・。



言わずと知れた名作「ローマの休日」。
実のところ、その名を知ってはいたものの、なかなか観るまでに至りませんでした。ローマ旅行が決まっていたこともあり、その前に観ておくかくらいでしたが、まんまとオードリー・ヘップバーンの魅力にはまってしまいました。
オードリー・ヘップバーン、可愛らしさと芯の強さを兼ねそろえた素敵な女性です。
クラシック映画にハマるきっかけになった一作です。


 


4 L.A.コンフィデンシャル
 

<ストーリー>


監督:カーティス・ハンソン
リリース:1997年
1950年代のロサンゼルスではマフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに血みどろの抗争が繰り広げられていた。ある日、街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件がおきる。被害者の一人は刑事だった。その刑事の相棒だったバドは新入りのエド、ジャックと共に事件の捜査に当たる。やがて犯人と見られる三人組はエドに射殺され、事件は解決したかに見える…。




監督:フランシス・フォード・コッポラ
リリース:1974年
この映画では、二つの物語が同時進行で語られる。一つ目の物語の舞台は1958年から1959年で、前作『ゴッドファーザー』に続くマイケル・コルレオーネの姿が描かれる。もう一方の物語は1901年から1941年までの、マイケルの父ヴィトー・コルレオーネの在りし日の姿を描く。幼い頃にニューヨークに渡りコルレオーネ・ファミリーを築いていくヴィトーの物語が、現在のファミリーを守るために戦うマイケルの物語と交錯する。



ゴットファーザーシリーズは何度見ても良いですね。毎回新たな発見がある点で、名著を読んでるような感覚がします。Part2のマイケルとヴィトーの物語は特に好きで、シリーズの中でも特にオススメしたい一作です。


 


6 大脱走
 

<ストーリー>


監督:ジョン・スタージェス
リリース:1963年
第二次世界大戦下、ドイツのルフト第3空軍捕虜収容所。脱出不可能と言われたこの捕虜収容所から、脱出を試みる連合軍の将兵、ヒルツ(スティーヴ・マックィーン)、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)、シリル(リチャード・アッテンボロー)らがいた。彼らの計画した脱出計画を基に、前代未聞の、総勢250名にも及ぶ集団脱走が実行されたが……。



あの大脱走のマーチをバックにS・マックイーンが駆け回る姿は、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。チノパンでバイクに股がる姿は、男の憧れともいえます。そんなS・マックイーンの魅力が詰まったのがこの大脱走。まさにラギットの代名詞といえる一作です。




主演のニック・キャノンのドラムさばきは凄いの一言。マーチングの格好良さもさることながら、あの自信満々で生意気な表情がカッコイイ。


 


 


iTunesで観れる映画


ほとんどの映画はDVDを借りて観ていますが、今後は場所と時間をよりフレキシブルに、iTunesで観るというのも選択肢の一つかなと考えています。 今回選んだ作品の中にも、iTunesで観れるものがいくつかあるのでご紹介します。


 


ビューティフル(字幕版)


 


ノッティングヒルの恋人(字幕版)


 


ローマの休日 (字幕版)








 


 
 


カサブランカ(字幕版)


 


 


 


 


 



 


ダークナイト ライジング(字幕版)


 


ドラムライン(字幕版)


 


 


 


 


 


 


まとめ


先にも言いましたが、映画にはたくさんのパワーがあると感じています。
映画から与えられたこのパワーは、感性を磨き、選択の幅を増やし、人生を豊かにしてくれるものと信じています。
また、観る時の気持ちによって、またはタイミングによって受け取り方が変化するのも、映画の醍醐味の一つではなでしょうか。
これからも映画を日常の一つにしていきたいと思っています。
この記事を読まれた方で、オススメの映画をお持ちの方がいらっしゃれば、教えて頂けると嬉しいです。 


映画って本当にいいものですね。

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