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「ブリア=サバラン著 美味礼賛 (上)」と朝ご飯

「ブリア=サバラン著 美味礼賛 (上)」と朝ご飯

食べることが好きだと気づいた。   朝起きて温かいコーヒーを飲みながら、やさしくお腹を目覚めさせる。厚切りの食パンをオーブンにいれて、ケトルとラジオのスイッチを押す。クラムチャウダーかコーンスープか、今日はコーンスープに...

資本主義と自由 ミルトン・フリードマン 

資本主義と自由 ミルトン・フリードマン 

本書の特徴は、圧倒的な読みやすさです。現在主流といわれる資本主義。 そして自由。その源流を知る上でうってつけの一冊でした。 ミルトン・フリードマンはアメリカの経済学者です。彼は本書のなかで、大きく3つのことを主張していま...

「社会とどうかかわる」を読んで

「社会とどうかかわる」を読んで

社会との関わりを考えていると、一つの学問に出会いました。 公共哲学と言われるその学問は、政治、経済、法律、哲学、教育といった分野をまるっとまとめて、「個人が社会とどう関わりを持つか」を考える学問です。

梅棹 忠夫著「情報の文明学」の書感

梅棹 忠夫著「情報の文明学」の書感

情報に対する考え方が変わりました。情報は、受ける側が、どう受けとるかが問題です。その意味で、あらゆるものには情報が存在します。五感で得た感覚も情報といえますし、人の仕草や、星空、コンピュータに映し出された数字などももちろ...

「土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 」を読んで

「土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 」を読んで

「味覚はその人の生にひそんだ精神史である。」 本書に書かれている水上氏の言葉だ。著者の培われてきた精神とは何だったのか。それは、精進と土の匂いである。 幼い頃、禅寺で過ごした著者は、目の前の畑で育った野菜を 使って料理を...

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