Toggle

Culture

Contents

武相荘 旧白洲邸 一度は訪れたい日本の美しさ <動画紹介>

武相荘を知っているだろうか。
東京町田にあるのこの家は、白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅だった。

34c765e4 jpg

▼ 武相荘 風景動画



二人について触れたい。

NewImage

「日本一格好良い男」と言われた白洲次郎氏。
彼は芦屋の裕福な家庭で育った。
学生にして高級外車を走らせ、大学はケンブリッジに留学。
時を経て、憲法改正に携わり、貿易省長官の職につく。実業家としても有名だ。
日本人で初めてジーンズを履いたのも彼だと言われている。
キャリアとルックスの格好良さだけでなく、そのプリンシプルな生き方に憧れる人は多い。

随筆家でもある正子氏。
生まれは麹町、伯爵の祖父を持つお嬢様。
能や骨董、神社仏閣に深い関心と知識を持っており、その著作は数多い。
古典美のカリスマとして、今もなおファンの多い人物だ。

武相荘に話を戻す。
白洲一家が住んだこの建物は、今では2人の面影を残すギャラリーになっている。
ブアイソウと読むのだが、武蔵と相模の国境にあり、さらに無愛想という言葉にかけて名付けられたそうだ。
訪れた時の動画を作成した。
ご覧になれば、その雰囲気を感じて頂けると思う。

僕が訪れたのは7月。
しゃがや夏水仙の咲く季節だ。
玄関へと向う道は竹林。
長屋門の脇には、クラシックカーが展示されている。
蝉の鳴き声と笹の揺れる音がした。
苔むした石畳を歩くと、大きな茅葺き屋根が目に入る。
掃除の行き届いた軒先を見渡して、建物の中に入る。
美術館のようなピンと張りつめた空気と、生活感を残した温もりがある。
金沢のひがし茶屋街にある「志摩」にも似た空気感だ。
椅子、机、小物に書籍、着物や手作りの日用品などが展示されている。
審美眼としても名高い正子氏。
実用的でエレガントな物を愛した次郎氏。
二人の残したこだわりの品々を目の当たりにすると、いちいち足をとめて食い入るように見てしまう。

無愛想を辞書で引く。
"そっけなくつっけんどんなこと。また、そのさま"
とある。
確かに、次郎氏の歯に衣着せぬ発言は、愛想とはほど遠い。
しかしここ武相荘は、人を引きつける魅力と、それを受け入れる懐の深さを持っている。
こだわりの物を見るだけでも、庭先の野花を眺めるだけでも、豊かな気分になれるから不思議である。
四季折々のイベントも行われているので、足を運ばれてみてはいかがだろうか。

武相荘、日本の美しさを感じることのできる素敵なところだった。

 

▼ 旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)

http://www.buaiso.com 

住 所
〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号
電話・FAX
042-735-5732
info@buaiso.com
開館時間
10時~17時(入館は16時半まで)
休 館 日
月曜日・火曜日(祝日・振替休日は開館)
夏季・冬季休館あり
入 館 料
1,050円(税込)
※小学生以下の入館は不可。(乳児は除く)
※乗用車 計16台の駐車スペース有り。

旧白洲邸武相荘 Google マップ

合わせて読みたい

Return Top