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武相荘 旧白洲邸 一度は訪れたい日本の美しさ <動画紹介>

武相荘を知っているだろうか。
東京町田にあるのこの家は、白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅だった。

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▼ 武相荘 風景動画



二人について触れたい。

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「日本一格好良い男」と言われた白洲次郎氏。
彼は芦屋の裕福な家庭で育った。
学生にして高級外車を走らせ、大学はケンブリッジに留学。
時を経て、憲法改正に携わり、貿易省長官の職につく。実業家としても有名だ。
日本人で初めてジーンズを履いたのも彼だと言われている。
キャリアとルックスの格好良さだけでなく、そのプリンシプルな生き方に憧れる人は多い。

随筆家でもある正子氏。
生まれは麹町、伯爵の祖父を持つお嬢様。
能や骨董、神社仏閣に深い関心と知識を持っており、その著作は数多い。
古典美のカリスマとして、今もなおファンの多い人物だ。

武相荘に話を戻す。
白洲一家が住んだこの建物は、今では2人の面影を残すギャラリーになっている。
ブアイソウと読むのだが、武蔵と相模の国境にあり、さらに無愛想という言葉にかけて名付けられたそうだ。
訪れた時の動画を作成した。
ご覧になれば、その雰囲気を感じて頂けると思う。

僕が訪れたのは7月。
しゃがや夏水仙の咲く季節だ。
玄関へと向う道は竹林。
長屋門の脇には、クラシックカーが展示されている。
蝉の鳴き声と笹の揺れる音がした。
苔むした石畳を歩くと、大きな茅葺き屋根が目に入る。
掃除の行き届いた軒先を見渡して、建物の中に入る。
美術館のようなピンと張りつめた空気と、生活感を残した温もりがある。
金沢のひがし茶屋街にある「志摩」にも似た空気感だ。
椅子、机、小物に書籍、着物や手作りの日用品などが展示されている。
審美眼としても名高い正子氏。
実用的でエレガントな物を愛した次郎氏。
二人の残したこだわりの品々を目の当たりにすると、いちいち足をとめて食い入るように見てしまう。

無愛想を辞書で引く。
"そっけなくつっけんどんなこと。また、そのさま"
とある。
確かに、次郎氏の歯に衣着せぬ発言は、愛想とはほど遠い。
しかしここ武相荘は、人を引きつける魅力と、それを受け入れる懐の深さを持っている。
こだわりの物を見るだけでも、庭先の野花を眺めるだけでも、豊かな気分になれるから不思議である。
四季折々のイベントも行われているので、足を運ばれてみてはいかがだろうか。

武相荘、日本の美しさを感じることのできる素敵なところだった。

 

▼ 旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)

http://www.buaiso.com 

住 所
〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号
電話・FAX
042-735-5732
info@buaiso.com
開館時間
10時~17時(入館は16時半まで)
休 館 日
月曜日・火曜日(祝日・振替休日は開館)
夏季・冬季休館あり
入 館 料
1,050円(税込)
※小学生以下の入館は不可。(乳児は除く)
※乗用車 計16台の駐車スペース有り。

旧白洲邸武相荘 Google マップ

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