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「勝てば官軍」Book memo

「勝てば官軍」
藤田田 著
「日本マクドナルド」「日本トイザらス」の創業者、藤田田氏。
本書は、彼の経営スタイルや人生論を綴っている。
歯に衣着せぬ物言いに少しの反感を覚えつつも、納得させられる点は多くある。
その言葉を抜粋した。

 


店のサイズによって商圏を設定するのではない、商圏にあったサイズの店を出すのだ。
宇宙はすべて78対22に分割されている。
借りたい人より、貸したい人の方が多い。
金持ちの間で流行するものは息が長い。
ターゲットは「女」と「口」
1円に対する金銭感覚が鈍くなっている。
人間の精神活動に最も適切な温度は19度。
水が美味しいと感じるのは4度。
口に入れて美味しいと思うのは62度。
曖昧ではなく、数字に強くなること。
外国語を学ぶ上で、会話能力だけでなく、その言語の基盤となる考えや、宗教について知ることも必要だ。
メモは常にとるべし。
その地方が、「天領」であるか「親藩」であるか「外様」であるかによって「国民性」というか「領民性」は違う。
60%確実なら決行すべし。
日本人の背骨を形成しているのは「船来崇拝」と「尊王攘夷」である。
これは「劣等感」と「優越感」に言い換えることができる。
国際感覚とはジョークを理解する感覚。
名刺より話題を出せ。
人間には10ヶ月の活動期間と2ヶ月の休止期間がある。
動物の習性をさぐれば、ビジネスチャンスが見える。
輸出の輸入、長期的に見れば輸入がもうかる。
その国でみんなが食べてる1番安い物を食べると外れない。
人間の生活を正面から考える。
日本のことを語れるか。
長い目でものを計画する習慣がない。
ニュービジネスはITだけではない。
既存の不便を改善すること、アプローチを変えることもその一つだ。
ビジネスは人間を相手にしている。
人間は合理性と情緒性があることを忘れてはいけない。

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