都会の中にある森、新宿御苑。
ここには、多くの自然が残され、街の喧騒が嘘のように、ゆったりとした時間が流れています。今回はそんな自然溢れる新宿御苑の魅力をお伝えしたいと思います。
新宿御苑案内
新宿御苑へようこそ!国民公園協会新宿御苑支部のホームページです
開園時間 9:00~16:00(16:30閉園)
温室 9:30~15:30(16:00閉館)
休園日 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)年末年始(12/29~1/3)
入園料 大人(15歳以上)200円 小・中学生50円 幼児無料
(詳しい案内は以下に記載しています)
新宿御苑の見どころ3つ
僕が感じた新宿御苑の見どころを、大きく3つに分けて紹介します。
1 庭園
2 歴史的建物
3 大温室の植物
1 庭園
新宿御苑の中にはいくつかの庭園があります。
池と橋の景観が美しい「日本庭園」、芝生の広がる「イギリス風景式庭園」、バラと並木道がロマンティックな「フランス式整形庭園」 どの庭園も、それぞれのお国柄が表現されていて、とても魅力的です。その中でも特に印象的だったのは、フランス庭園の「プラタナスの並木道」です。並木道を眺めていると、自分が映画の中にいるような錯覚をしてしまいます。天気の良い日は、木陰のベンチに座って本を読んだり、ランニングをするのも気持ちよさそうです。また6月は、バラやアジサイ、サツキなどの花が咲いているので、草花の観賞も楽しむことができます。
2 歴史的建造物
旧洋館御休所、旧御涼亭、旧新宿門衛所、旧大木戸門衛所といった建造物も見どころの一つだと言えます。これらは、建物の中に入ることも、間近で見ることもできます。旧御涼亭は台湾閣とも呼ばれ、日本ではとても珍し、本格的な中国建築です。昭和天皇のご成婚を記念して造られた建物で、現在は東京都選定歴史的建造物に指定されています。当時の情景を思い浮かべながら、旧御涼亭からの景色を眺めるのも一興ではないでしょうか。
3 大温室の植物
新宿御苑の大温室には、多種多様の植物が植えられています。
スタイリッシュな外観もさることながら、温室に生える植物の珍しさには、ついつい目を奪われてしまいます。 自分自身、植物の生態系に詳しくないのですが、それでも面白いなと思えるところに、大温室の魅力があるのではないかと思います。「ミッキーマウスの木」という名前の植物もあるので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
新宿御苑には、他にも多くの魅力があります。
春の桜、秋の菊、10月の能といった季節ごとをはじめ、一面に広がる草原の解放感や、威厳さえ感じる鬱蒼とした森。穏やかな自然は、豊かさを与える一方で、畏敬の念を感じさせることも忘れません。
都会の中にある森、新宿御苑。
とても気持ちの良い公園なので、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。