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「世界遺産 フィレンツェ」への道のりと美しい街並 〜2012 Europe vol.6〜 Trave

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今回はイタリアの都市、フィレンツェの紹介です。
このフィレンツェという街の中心部は世界遺産に登録されている美しいところでもあります。
ローマからのアクセスや、この街の歴史をひも解くとともに、写真を通して魅力を伝えたいと思います。 

 


ローマからフィレンツェ


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イタリア旅行の拠点はローマでした。


ローマ〜フィレンツェまでの距離は、約300㎞弱あります。
車やローカル電車など、フィレンツェまでの行き方は様々あると思いますが、ES(ユーロスター・イタリア )を使って行くのがベターなのではないでしょうか。
ES(ユーロスター・イタリア )とは、民営会社のトレニタリアが運行する、イタリアを走る高速列車のことで、主要都市から地方都市までくまなく路線網がある、イタリア旅行の強い味方です。
今回は、出発がローマで「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」が目的地です。
つまり、ローマのテルミニ駅からフィレンツェの S.M.N.(サンタ・マリア・ノッヴェッラ)駅までのチケットを買うことが必要です。
この区間のESは、途中の駅には停車することなく、ノン・ストップで行くことができます。
乗車時間は約1時間40分
料金は往復で一等63ユーロ、二等45ユーロです。 


Trenitalia - HomePage


 


 


S.M.N.(サンタ・マリア・ノッヴェッラ)駅〜サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂


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S.M.N.(サンタ・マリア・ノッヴェッラ)駅からサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂までは徒歩で行きます。
街並を見ながら歩いて、約10分程で到着します。
観光名所だけあって、街は多くの人で賑わっています。 


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フィレンツェ歴史地区


フィレンツェの中心部はユネスコの世界遺産(文化遺産) に登録されていて、代表的な建築としては「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」「サン・ジョヴァンニ礼拝堂」「ジョットの鐘楼」が有名です。
街には貴重な建築物や彫刻などの芸術作品も数多く残っていて、また歴史的な街並みが広範囲かつ集中的に保存されていることで、屋根のない博物館とも言われているそうです。


代表的な建築

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 


「花の聖母マリア」の意味を持つ大聖堂。
この建物は、1296年にアルノルフォ・ディ・カンピオの設計により着工。140年以上の歳月をかけて建設されました。
イタリアにおけるゴシック建築および初期のルネサンス建築を代表するもので、フィレンツェのシンボルとなっています。
石積みで建てられたドームとしては現在でも世界最大だそうです。
大聖堂の広場をへだてた東側には付属の美術館があり、教会の宝物や、かつて外部をかざっていた美術品がおさめられています。
大聖堂へはいつでも無料で中に入ることができます。


開館時間
月曜、火曜、水曜、金曜:10:00-17:00
木曜:10:00-15:30
土曜:10:00-16:45
第一土曜のみ:10:00-15:30
日曜・祝日:13:30-16:45


それでは、大聖堂のなかを見ていきます。


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クポーラ



最も高い部分で107メートルあるクーポラ。
そこからはフィレンツェの街並が一望できますが、たどり着くには464段の階段をのぼることが必要です。
 


クーポラの開館時間と休館日
Cupola di Santa Maria del Fiore
開館時間
月曜~金曜:8:30-19:00
土曜:8:30-17:40
第一土曜のみ:8:30-16:00 

※入館は閉館時間の40分前まで
休館日:日曜、祝日
料金:8ユーロ


 

 

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ドゥオーモの北側のドアから入場します。

 

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フィレンツェの街並



頂上に到着しました。
目の前にはオレンジの屋根が一面に広がります。

その景観はまさに圧巻の一言。
 

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フィレンツェの街並を見ること30〜40分。
今度は地上へおりていきます。 


そして地上へ



地上へと続く道のりにも興味深いものが多くありました。
歴史を感じながらおりていく過程は、なんとも感慨深いものです。
 

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まとめ



この地区は、金融業を営んだメディチ家が政治を支配していたそうです。
14世紀当時、そのメディチ家によって多くの芸術家が庇護されました。
その結果、学術や芸術が盛んとなり、現在のフィレンツェを形作っていったのです。

この歴史は、観光客で賑わう街並を通して感じることができました。
「屋根のない博物館」フィレンツェ。
また訪れたいと思わせる素敵な街でした。 

 


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