三菱一号美術館で開催中の展示会「バーン=ジョーンズ展ー装飾と象徴」に行ってきました。
今回の鑑賞で、迫力ある絵画と異文化に触れることができました。
バーン=ジョーンズ展 -装飾と象徴- Edward Burne-Jones | 2012年6月23日(土)~8月19日(日)| 三菱一号館美術館(東京・丸の内)
月に1度は美術鑑賞をしたいなと思っています。
静かな空間で好奇心がかき立てられる超刺激的な体験。
これは美術鑑賞の醍醐味ではないでしょうか。
ということで、今回の見所を自分なりにまとめました。
今回の見所3つ
1 異文化
展示会の大きなテーマの一つとして、神話や伝記があり、それらを題材とした絵画が飾られています。
僕の日常生活の中では、神話について話したり、またそれらを題材にした絵画に触れる機会は滅多にありません。
未知の世界観と非日常を味わう感覚は、好き嫌いに関わらずとてもエキサイティングだなと思います。
2 迫力
バーン=ジョーンズさんは、一つの主題につき数点を作成する「連作画」を描かれたようです。
それらの連作画を並べて飾られている様子は迫力満点です。
また、大きな布地に描いている作品の力強さは圧倒的です。
3 展示会場
美術館にも個性があって面白いなと感じました。
外観はレンガ造りの重厚な佇まい、内装は明治期を思わせる落ち着いたデザイン、それらは丸の内界隈の雰囲気と調和し、一つの美的空間を作り上げています。
また、一歩室内に入ると、板張りの美しい床が現れ、一歩一歩踏みしめた時に軋む床の音は、何とも言えない心地よさを感じます。
アクセス
今回の一描
この絵が一番印象に残りました。
他は神や竜や聖女などを描いているのですが、この絵だけユーモアがあり、引きつけられました。
もとの絵はこちら。