今回の旅の目的は「古守宿一作」さんに泊まること。
古守宿一作と書いて「こもりやいっさく」と読みます。
なぜ、旅の目的が宿なのか。
それは、一度は訪れたくなるような魅力的な特徴があるからです。
<古守宿一作さんの大きな3つの魅力>
・ 宿は築200年以上の歴史ある建物
・ お客は1日1組10名限定
・ 料理は地元の産物や自作の野菜、調味料を使用
とても便利な現代において、「歴史やテマやヒマを味わう体験」が一番贅沢なことだなと思っています。
今回そんな贅沢な体験を通して感じた、古守宿さんの魅力をお伝えできればと思います。
古いモノが好きな自分としては大興奮の旅となりました。

古守家さんは山梨県北杜市小淵沢にあり、先にも書いた通りこだわりあふれる宿です。
宿までは小淵沢の駅から車で15分ほどで到着します。
少し高台に建てられた宿からの見晴らしは最高で、林や畑、田んぼといった日本の原風景が見渡せます。

宿わきの小道。

正面には棚田があります。

見える範囲の田畑はご主人が手入れされているそうです。

味のある看板。

手作りの足場を抜けると、自作の野菜が栽培されている畑に行くことができます。


畑になっている野菜に力強さを感じます。

キュウリも、

ナスも、

トマトも美味しそう♪

プチトマトも沢山。

「好きなだけとって食べて下さい」という宿主の新海さん。
すっと人を引きつける素敵な人柄♪

人懐っこいマスコット犬「がーちゃん」もお出迎え。

宿までの道もキレイに整えられていて、いい感じです。
タイムスリップしたかのような外観にわくわく。






見るもの触れるものすべてが古くて、でもそれが新鮮で、興味深くて、完全に心を鷲掴みされました。

どこか可愛らしさを感じるフォント。

入り口もよさげ。

蚊取り線香の香りと、古い家屋特有の香りが立ちこめる玄関。

縁側の床のきしむ音に心踊ります♪

囲炉裏の堂々たる存在感に感激!!

ここにずっと座っていたいなと思わせるのは、200年以上の歴史と炭の温もりを感じるから。

こんなにも部屋があります。
1日1組なので、すべて自由に使うことができます。
見える以外にも、奥の左側に寝室と離れがあります。
10人のグループで泊まっても持て余してしまいそう。

離れにある風呂場です。

古守宿さんの風呂は、薪を組んで焚いています。
風呂は3回沸かしてくれます。
着いて1回、食後に1回、翌朝に1回です。


窓から見える景色も最高です。
いかがでしょうか?
今回は、古守家さんの佇まいや雰囲気をお伝えしました。
次回は、地元の産物や自作の野菜を使った料理を中心に紹介したいと思います。
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水上 勉 新潮社 1982-08

