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2013年に観た映画 100作品のうち「旅に出たくなるような映画10作品」を紹介します

名称未設定 42013年の目標の一つだった「映画100作品」。


自分でも、達成できるかなと少し疑っていましたが
なんとか目標をクリアすることができました。


年が変わった今、ほっと安心しながらも
今年も同じ目標を目指して
次は何を観ようかなと考えているところです。


さて一年間を振りかえり
あらためて100作品のリストを眺めると
われながらよく観たなと
他人事のように感心してしまいます。
そのなかには

楽しい映画
感動する映画
旅に出たくなる映画
悲しい映画
考える映画
つまらない映画
味わい深い映画

…などなど色んな映画がありました。


今回は旅にフォーカスし

「旅に出たくなるような映画10作品」

を紹介したいと思います。


走り出したくなるような
ワクワクするような
観終わった時「今の俺は誰にも止められないぜ」
みたいになるような映画を
僕なりに選びました。


こころの動きは人によって様々で
このランキングもたいへん個人的ではありますが
年始の映画選びの参考になれば幸いです。

「旅に出たくなるような映画10作品」


それでは10位からの紹介です。


 


 10 「海の上のピアニスト」


 '13 movie 027
★★★★☆
公開 1998年
製作 イタリア
時間 160分

監督はニューシネマパラダイスの
ジュゼッペ・トルナトーレ。
豪華客船の中で生まれ
生涯船を降りることのなかったピアニストの物語です。 

彼は地上に憧れながらも
自分の立場を納得させるように
ピアノを弾き続けます。
「1900」と呼ばれながらも
ピアニストととしての誇りと
素晴らしい才能を合わせ持った人物です。

ある時彼は、同じ船に乗り合わせた女性に恋をします。
立場か恋か
彼のぐらつく心模様は切さを誘います。

ずっと船の上で過ごし
陸上に立つことを夢見る主人公の姿を見ていると
こっちが飛び出したい気持ちになってくるから不思議です。

船旅もしてみたいっ!!



9 「スタンド・バイ・ミー」

 '13 movie 026 
★★★★☆
公開 1986年
製作 アメリカ 
分類 ドラマ
時間 89分 


言わずと知れた名作。
4人の少年たちのひと夏の冒険を描いています。
冒険を通して育まれる友情と連帯感は
どこか懐かしくそして切なくもあります。 


決して派手な映画ではありません。
ゆったりとした雰囲気で 
少年たちの冒険を見守るように見たい映画でした。


テーマ曲借りましたっ!!



8  「劔岳 点の記」



'13 movie 071
★★★★☆
公開 2008年
製作 日本 
分類 歴史・ドラマ 
時間 139分


山にはいにしえからの信仰があり
登頂されるまでの歴史があります。

「岩と雪の殿堂」の異名をもつ 
「劔岳」も例外ではありません。


三角点(測量に必要な目印)を立てようとする陸軍測量手
立山信仰を守り続ける土地の人々
創設間もない日本山岳会のメンバー


彼らは、それぞれの思いを胸に
当時未踏峰と言われていた劔岳登頂を目指します。


今ほど機能的な道具などあるはずもなく 
過酷な環境に立ち向かう男達は
何を思って歩み続けるのか…。


人間の強さもさることながら
そそり立つ立山連峰の美しくも危険をはらんだ姿に
感動をおぼえずにはいられません。


雪山こわい…けど行きたいっ!! 



7 「Perfume」 

'13 movie 006
★★★★★ 
公開 2006年
製作 ドイツ・フランス・スペイン合作 
分類 ホラー・サスペンス 
時間 147分

とても恐ろしい映画です。

類い希な嗅覚を持って生まれた男の
匂いに対する異常なまでの執着と
その孤独な人生を描いています。

人は自分の存在を認めてもらいたいという欲求を持っています。
主人公グルヌイユの場合
自分の存在を認めてもらうための手段は
究極の香水を作ることでした。

その欲求の表現方法や思いの深さは
グルヌイユを香水の街グラースへと旅立たせます。

とにかく恐ろしい…けど見てしまうっ!!



 6 「ライフーいのちをつなぐ物語ー」

'13 movie 022
★★★★★
公開 2011年
製作 イギリス
分類 ドキュメンタリー
時間 85分

感動や感嘆、感激や感心といった言葉が
自然と湧いてくる作品です。
こういう映像を見ると地球ってすごいなとつくづく思いますね。
豊かな自然の必要性は人間だけではなくて
すべての生き物にもいえることだと気づかされます。

ちなみにイギリスBBCの制作で
6年の歳月と35億円の制作費をかけて
作られたそうです。

本作が環境保全に役立って欲しいと切に願います。



5 「127時間」 


'13 movie 056
★★★★★ 
公開 2010年
製作 アメリカ・イギリス合作
分類 ドラマ 
時間 95分


テンポの良い映画の始まりと
広大な美しい公園が印象的です。


主人公の男は週末になると
騒々しい都会から逃げるように自然の中に身を置きます。


冒険の始まりかと思った矢先
一個の大きな石によって
話はごろっと変化します。 

理性と本能、そして生命力が試さる主人公の姿。
それは実話であることを疑いたくなるほどのシチュエーションです。


個人的には好きな映画ですが 
万人向けだとは言いがたい作品です。


心臓の弱い方は要注意っ!!



4  「クジラの島の少女」 

'13 movie 084
★★★★★ 
公開 2003年 
製作 ニュージーランド・ドイツ 
分類 ドラマ
時間 102分


ニュージーランドの原住民マオリ族の物語。
よくある話かと思いましたが
主人公のパイという女の子が 
あまりにも魅力的に映っていて
ついつい魅入ってしまった作品です。


マオリ族は男子を族長とする伝統がありました。
パイは族長の孫として生まれたのの
女の子だったため疎ましい存在として扱われてしまいます。


伝統と向き合いながら 
ひたむきに生きるパイの姿は感動を誘います。 
ニュージーランドの美しい自然と 
族長の渋いキャラクターもいい感じです。

よしニュージーランドへ行こうっ!! 



3 「星の旅人たち」 

'13 movie 050 
★★★★★  
公開 2010年
製作 アメリカ・スペイン合作
分類 ロードムービー
時間 123分


旅人たちの心の変化とスペインの美しい景色が見どころ。


主人公で眼科医のトムは息子の不幸をきっかけに
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへと巡礼の旅にでます。


巡礼の道のりはフランスから
ピレネー山脈を越えてスペインに入り
イベリア半島の約800キロを横断する長いもので
年間10万人が歩くといわれています。
この道は世界でも珍しい「道の世界遺産」としても有名です。


トムは途中3人の旅人に出会い
旅を共にすることになります。
彼らには、それぞれに抱える想いがあり
また歩く目的がありました。
各々、旅路を踏みしめながら
800キロの道を進んでいきます。
自分の内面を見つめ
他者と打ち解けながら歩く様は
まさに人生そのものを見ているようです。

大切なのは動くことであり、進み続けることである


そんなコトを思わせる映画でした。

世界遺産に登録されている名所をみていると
「旅に出たいっ!!」
という気持ちにさせられること間違いなしっ!! 


 



2 「植村直己物語」


 


'13 movie 086
★★★★★
公開 1986年
製作 日本
分類 ドラマ
時間 140分


 


植村直巳がこの世を去って
間もなく30年が経とうとしています。


植村直巳は登山家であり、世界的な冒険家でした。
大学時代の登山部入部をきっかけに
山登りの魅力に取り憑かれた植村直巳は
日本の山に飽き足らず
海外の山に憧れを抱きます。
1965年のゴジュンバ・カン登頂を皮切りに
モンブラン 
キリマンジャロ 
エベレスト 
マッキンリー… 
と世界の主峰を次から次に踏破していきます。 


本作のすごいところは 
植村直巳の足跡を忠実に再現しているところです。 
その映像はドキュメンタリーかと見間違える程です。 
また植村直巳の人となりはもちろん
周囲の人々が抱く彼への思いを知ることができます。


植村直巳に対する理解が深まると同時に 
一層の興味が湧いた作品でした。


うん…山に行きたいっ!!







1「イントゥ・ザ・ワイルド(Into the Wild)」

'13 movie 047
★★★★★
公開 2007年 
製作 アメリカ
分類 ノンフィクションストーリー
時間 148分

ある若者がアラスカへと旅する物語。

彼をアラスカへと導いたのは
複雑な家庭環境
物質主義の現代に対する嫌悪
真理の追究でした。

身分証を切り刻み
全財産を寄付し
家族に分かれを告げことなく
旅にでる主人公のクリストファー。
彼は「アレグザンダー・スーパートランプ」
(Trampは放浪者の意味)と名乗り旅を進めます。

だれしも
「何もかもを捨てたい」
「誰にも知られない土地に行きたい」
といった思いを持ったことがあるのではないでしょうか。

繊細で、頑ななまでに真直ぐな彼の心は
彼自身を旅路へと向かわせました。

その姿を見ていると、うらやましいさを通り過ぎ
嫉妬心さえ覚えてしまう程です。

一面に広がる農場やアラスカの大自然
ヒッピーの集うキャンプスペースなど
美しい映像も見どころの一つです。

アラスカも行ってみたいっ!!


 



 


おまけの1作 「それでも恋するバルセロナ」 

'13 movie 014
★★★★☆
公開 2008年 
製作 アメリカ・スペイン
分類 ラブコメディ
時間 96分


おまけの1作ということで…
バルセロナのアートな空気感を
存分に感じれる作品を紹介します。

アート以外の見所は、気性が荒く
天才肌の女性を演じるペネロペクルスと
相変わらず男前で
色男なハビエルバルデスの掛け合いでしょうか。


本作と合わせて
ハビエル主演の「ビューティフル」を観るのがオススメです。
バルセロナの陰と陽が見えて
この街のことをより魅力的に感じれると思います。

といってもスペイン行ったことありませんが…
スペイン行きたいっ!!



 


まとめ


いかがでしたか?

見返してみると自分でも知らないうちに
影響をうけている作品ばかりでした。 


1作品でも「おもしろそう〜」と思って頂けたら
とても嬉しく思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、素敵な一年になりますように…。 

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