9月の初めに三脚を買いました。
SLIK(スリック)のF133という三脚です。
これがなかなか活躍してくれるので紹介します。
三脚の良いところは、何と言っても「カメラの固定」ができるということ。
当たり前のように聞こえますが、 この固定ができることで、写真の表現方法はぐっと広がります。
写真撮影とはカメラを使って、その瞬間を切り取る行為のことです。
その中で、ポイントとなる要素がいくつかあります。
露出、F値、ホワイトバランス、画角などがそれにあたります。
それぞれの要素が重なり合い一枚の写真を作り上げるわけですが、今回はそのなかでも、シャッタースピードがポイントとなります。
シャッタースピードの調整をすることで、ブレのないピタっと止まった写真や、川の流れが線のように見える写真がとれます。
そこで必要になるのが「カメラの固定」です。
そもそもシャッタースピードとは何なのか
シャッタースピードとは
シャッターが開いている時間のことです。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒のように表します。
シャッタースピードを速くすると、光が撮像素子にあたる時間は短くなり、シャッタースピードを遅くすると、光が撮像素子にあたる時間は長くなります。
文にするとこうなります。
上にも書いてあるように、シャッタースピードは「1秒、1/2秒、1/4秒・・・1/250秒、1/500秒」と調整できます。
仮にシャッタースピードを1秒に設定したとします。
その間、手持ちでカメラを止めて、ブレの無い写真を撮ることができるかと言えば、なかなか難しいのではないでしょうか。
この点「シャッタースピード」と「カメラの固定」との関係はとても密接だと言えます。
では、実際に写真を見てみましょう。
↑これが、シャッタースピードを遅くして、シャッターが開いている時間を長くした写真。
川の流れが連続的になっているのが特徴ですね。
続いて↑これが、シャッタースピードを速くして、シャッターが開いている時間を短くした写真。
ブレが無く、一瞬を切り取っています。
少し長くなりましたが、最初にのべた「固定ができることで、写真の表現方法はぐっと広がります」ということが分かって頂けたかと思います。
SLIK F133
それでは三脚を見ていきたいと思います。
箱から出してこんな感じ。
コンパクトカメラと比べてこの大きさ。
Nikon D40と三脚。
立てるとこんな感じ。
最も長くした時の三脚。
頑丈なパイプと、足先のゴムの安定感がいい感じです。
仕様
カメラ・ビデオ兼用「F シリーズ」の小型・軽量モデル
全高 : 675mm
縮長 : 360mm
重量 : 770g
最大パイプ径 : 18.5mm
段数 : 3段
最大搭載重量 : 1kg
自分の使用感はとても満足のいくものでした。 買った当時は1600円で、とてもお得な買い物でした。
僕の場合は、携帯性の良さと合わせて、丈夫さがポイントだったのでコレを買いましたが、 人によっては、もっと小さい方が良かったり、軽い方が良かったり、高く伸ばせた方が良かったりと様々だと思います。
今回三脚を買うにあたり、色々な種類のものがあるのだと知りました。
使用頻度や用途に合わせて選ばれてみてはいかがでしょうか。
実際に撮った写真
ここでは、実際に三脚を使って撮影した写真を紹介します。