うろこの家
最初に公開された異人館で、国指定登録文化財。 外国人向けの高級借家として建てられた。
建物の外壁と多い天然石のスレートが魚のうろこに似ているところから“うろこの家”の愛称が生まれ、親しまれている。
館内のインテリアも昔のまま。 アンティークな家具や置物の逸品のほか、欧州の王室が愛用していた豪華な陶磁器などが燦然と輝いている。
隣接のうろこ美術館は絵画の宝庫。 おもにヨーロッパとロシアの近・現代絵画を収集。
マチス、ユトリロ、キスリング、ビュッフェ、トロワイヨン、ワイエスら高名な画家の佳作が展示されている。
同館3階は、ロシア絵画の展示場だが、そこから港中心の神戸市街が一望できるので、展望台としての人気も高い。