北野外国人倶楽部とベンの家の写真です。
北野外国人倶楽部
開港当初、外国人居留地に建ち、外国人たちの社交場として賑わっていた。
その名残は、暖炉や豪華な家具調度品にとどめている。
それらは、ブルボン王朝やビクトリア王朝のこる、貴族が使っていたものが多い。
神戸の文明開花の流れを写真で見せる「神戸開花ストーリー」は、明治、大正、昭和の3代にわたる神戸の街の風景や風俗が活写されていて、興味深い。
屋外には欧風庭園が広がり、一角にはしょうしゃなミニチャペルが建つ。
また横穴式井戸も珍しく、見落とせない。
ベンの家
異人館の中でも建築の古さは屈指。
堀、壁、窓枠に至るまで、明治35年建築当時のまま残されている。
かつて英国の狩猟家ベン・アリソンが住んでいて、彼が世界各地で射止めた動物の剥製が展示されている。 その中には撲滅寸前の貴重な動物や珍獣が多い。
さながら 「小さな博物館」といった趣で、剥製といえ見ごたえ十分。