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「社員をサーフィンに行かせよう」を読んでの書感

パタゴニアの創業者が語る経営論、社員をサーフィンに行かせよう。
この本の題名にある「サーフィン」は言葉の綾であって、サーフィンを登山に変えても釣りに変えても言いたいことの本質は一緒です。


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アウトドアスポーツを愛し、顧客よりも深い関心と知識を持つことが、より良い製品を企画、製造するために必要なことである、と言うのがこの本の本筋です。他の社員と深い共通認識ができるという点でも、一つのスポーツを懸命にやっているメリットは大きいと感じました。


また、好きな時にサーフィンに行けるようにするためには、自己管理と仕事の正確性を欠くことはできないし、実際にパタゴニアの社員に対する仕事上の評価は厳しく、年功序列や定期昇給の制度は無いとも言っています。
給与や自由度はあくまで、個人の達成度や業績によって決まるという厳しい一面があるのは、自由度の高い環境において必然のことと言えます。


この本を読まれた方で、パタゴニアのファンになった方は少なくないと思います。それは、環境に対する真摯な姿勢と、商品に関する絶対の自信が見えるからです。
地球に住む私たちは、企業をとおして「地球税」を納め、環境を守っていく必要がある。作り手は一番の使い手であり、その作り手が着たいと思う服を作っている。私もこの言葉に好感を覚えた者の1人です。
また、好きなことへの熱い情熱や実務者としてのスキル向上の必要性と合わせて、環境問題に対する考え方に変化がありました。
いま日本は、社会保障や経済成長、外交と言ったことが大きなニュースになっています。しかしその一方で環境問題に関する疑問や危機感は薄くなっているのではないでしょうか。これを機にもう少し環境に対しての問題意識を持ちたいと感じました。 



パタゴニアの信条で感銘を受けた言葉
「訓練と熟達を要し、厳しく人力のみで行うスポーツへの熱意」
「風変わりなものを好む傾向と、少なからず自己批判的なユーモア」
「本物の冒険への敬意」
「少なければ少ない方が良いという考え方」


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