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映画「自転車泥棒」を見て親子の生き方に胸を打たれた

「自転車泥棒」
'13 movie 092
★★★★★ 
公開 1948年
製作 イタリア
ドラマ映画
監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
上映時間 93分


親子の屈辱と絶望をみる、感動作。


Jitensya

舞台は戦後間もないイタリア。
一台の自転車が、ある親子の生活を翻弄する。


やっとのことで仕事を得たアントニオ。
仕事の条件は自転車を持っていることだった。
彼は自転車を質に入れていた。
ストーリーは、質屋から自転車を取り戻した時から動き出す。


自転車を…
取り戻し(希望)
盗まれ(困惑)
探し(疑心)
そして、盗む(絶望)


必死に生きる親子の姿は、”運命は非情である”と思わずにはいられない。
印象的なのは、親子が手をつないで歩き出すラストシーン。
そこには非運な親子に対する、希望が込められている。


自分だったらどうしただろう。
盗む、立ちすくむ、狼狽する…。
果たして道徳心を保てるか。
本作は、感情の移ろいが色濃く映っている。
それだけに、感じることも多い作品だった。


また本作は、子供の純粋な心を通して描かれている。
これは同監督の「靴みがき」とも共通している点だ。
監督の映画にたくしたメッセージは”苦しい生活の中で生き抜く強さと弱さ”だと感じた。


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